横尾輝吉 (ヨコオテルキチ)

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住所

1858~1919年(安政2~大正8)鹿沼宿の生まれで角田善平を父とし,4歳で母を失い,同年生母の実家,口粟野村の伯父横尾輝吉に養われ,19歳で養父を失い襲名して横尾輝吉となる。1880年(明治13)村会議員直ちに副議長となり,翌14年には国会開設運動の中心的活動に入った。都賀演説会を創設,各地で演説会を開いた。1882年(明治15)立憲改進党に入り県会議員に当選する一方,東京専門学校(早稲田大学の前身)に学んで政治学を修めた。大同団結期は改進党の全盛期であったが,国会開設されると自由党が復起したが,内部対立で'92年(明治25)には県議会副議長になった。横尾の行く所改進党,憲政党,憲政本党があり,その首領的立場にあった。足尾鉱毒事件でも示談の立場にあり,教科書事件など政界にあっては老獪な手腕を振った。議長には12代,13代,20代の3代と明治後半期の栃木県政の重鎮であった。次いで国会議員として7回総選挙(明治35年)第11回(45年)第12回総選挙(大正4年)の3回に当選し,その間日刊新聞新下野を発刊経営した。

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