男体山頂遺跡 (ナンタイサンチョウイセキ)
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住所 | 栃木県日光市 |
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日光市中宮祠。男体山頂にある奈良時代から近世にいたる祭祀遣跡。
栃木県県を代表する美しい山容の男体山は、古くから人々の信仰の対象であったが、奈良時代に勝道上人が山頂をきわめてから、仏教と山岳信仰が結びつき一大霊場となった。
修験の道が開拓され、男体山はその中心として近世まで信仰の山として受け継がれる。山頂遺跡は太郎神社と噴出露岩に囲まれた凹地にあり、1959年(昭和34)斎藤忠博士らにより調査され、多くの遺物が出土した。
出土品には鏡鑑・銅印・密教法具・経筒・古銭・土器・磁器などがあり、西の沖の島と並ぶ日本有数の祭祀遺跡の連綿たる歴史を物語る。
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