子供強飯式 (コドモゴウハンシキ)
詳細
住所 |
〒 321-1423 栃木県日光市七里186-2 |
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照会先 | (一社)日光市観光協会 |
照会先電話番号 | 0288-22-1525 |
ホームページURL | http://www.nikko-kankou.org/ |
駐車場 | |
時間 | 10:00~ |
~日光修験(しゅげん)の名を残すユーモラスな神事~
日光では、4月に行われる輪王寺の強飯式が知られていますが、同じく市内の生岡(いきおか)神社にも似た儀式が行われています。神社の祭事に「子供強飯式」として行われるものです。
無病息災や豊作を祈るこの儀式は、地区の少年たちが山伏、強力(ごうりき)を演じる七里地区の伝統行事で、明治期の神仏分離を機に、地元で引き継ぎ、やがて子供たちが主役になったといわれています。
当日は、山伏と強力に扮した少年(小中学生)が法螺貝(ほらがい)や太鼓を合図に登場し、氏子が扮する裃(かみしも)姿の強飯頂戴人の太郎坊、次郎坊に対し、口上おもしろく「ありがたい山海の珍味は一粒も残してはならぬ」と命じてさがります。
介添人が「御飯食(おはんじき)に案内申す」を「おはんじきにあんないもん」となまりながら、山盛りの里芋をひとつづつ口に押し込んで食べさせるまねをします。その後、竹馬を乗りまわす「春駒」という神事ですべての行事は終了します。