榎本城 (エノモトジョウ)
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詳細
住所 |
〒 329-4422 栃木県栃木市大平町榎本 |
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栃木市大平町榎本にある平城で、国道50号線の北側にある。
戦国時代に小山氏の一族である榎本美濃守高綱が築いたといわれているが、城の土塁から出土した板碑(13~14世紀頃)や『小山文書』等から考えると、築城年代は更にさかのぼると思われる。
戦国の騒乱により城主はたびたび替わり、皆川・佐野・北条・結城氏の勢力間を移動した。
1605(慶長10)年には宇都宮城主・本多正純の弟・本多忠純が1万8000石で榎本城主となり榎本藩が成立した。
その後本多氏が無嗣子改易となったため、1640(寛永17)年に廃城となった。
東に巴波川・杣行川、西に永野川が流れ城の外堀的役割を果たしていた。
北城の水堀跡や高い土塁など往時の姿がしのばれる跡が残り、城跡碑が建てられている。