松本彦七郎 (マツモトヒコシチロウ)
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住所 | 栃木県小山市 |
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1887~1975年(明治20~昭和50)地質学古生物学者、小山市出身。旧制栃木中学卒業、1908年東大に入学、動物学専攻。卒業後1919~1936年東北大教授、戦後福島県立医科大教授。
日本の脊椎動物古生物学研究の開拓者。中国大陸四川省・河南省の哺乳類化石を報告し、中国大陸の脊椎動物古生物学の研究への参加から、それらとの比較において日本の脊椎動物化石相の研究、ことに鹿化石の研究を開拓した。さらに東アジアにおける日本の脊椎動物化石相の位置づけという課題について、象化石を対象にそれらの分類・総括をなした。その他、第三紀哺乳類化石の研究がある。
1966年(昭和41年)11月、勲三等旭日章授与。1975年(昭和50年)9月1日逝去。享年89。