憾満 (カンマン)
詳細
住所 | 栃木県日光市 |
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日光高山植物園の一角が大谷川の清流に接しているところで、男体山から噴出した溶岩流が急流に洗い清められて、独特の岩肌を見せ、その岩面を洗う清流のたたずまいが何とも美しく日光八景の一つ。
承応年中に上野本覚院の開基晃海大僧正がここに慈雲寺という一寺を建立し、慈眼大師の尊像を本尊とし万霊回向のために左右に8尺余りの位牌が安置してあった。
晃海はこの渕に7尺余りの不動明王の石像を造立し渕の名を「慈救呪」最後の句の「カンマン」を取り
不動明王の下、岩の中央部に「カンマン」の梵字を、修学院五世の山順僧正が彫りつけて、弘法の投筆と呼ばれている。
対岸の岩上には、護摩堂「霊庇閣」を建てた。また、慈眼大師の門弟を始め、有縁の僧俗が、過去万霊自己菩提のために親地蔵と石地蔵約百体を彫刻し「並び地蔵」とした。
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