茂木城 （モテギジョウ）
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詳細
| 住所 | 栃木県芳賀郡茂木町 |
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茂木町小井戸の桔梗山にある。桔梗城ともいう。1197年（建久8）に茂木知基が築城した平山城。
知基は宇都宮宗綱の2男八田知家（常陸・八田城主）の3男である。
本丸跡は現在城山公園になっているが，東北にかけて二の丸・三の丸が続いている。本城は天然の要害をなし，眺望がよくて敵状をさぐるのに適当な地である。
知基のあと，知宣から治良に至る17代にわたって居城していたが，1585年（天正13）北条氏政に攻められ落城した。1594年（文禄3）治良は佐竹義重の命によって常陸国小川城に転じ，このあと茂木氏は，徳川家康の命により，1602年（慶長7）秋田に移封された。1610年（慶長10）に細川忠興の弟興元が城主となり，子孫は更迭されることなく明治維新を迎えた。
