日光三社大権現 (ニッコウサンジャダイゴンゲン)
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住所 | 栃木県日光市 |
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782(天応2)年に勝道上人が男体山山頂を極め二荒山権現を祀り、790(延暦9)年に四本龍寺に勧請して満願権現と称えて祀られたことに由来する。
820年(弘仁11)には弘法大師が登山し、三密五智の秘法を広めた上、滝尾において女体中宮を勧請し滝尾権現と称した。その後慈覚大師の登山によって滝尾に3神の本地仏を奉安し、三仏堂が建立された。
ここにいう3神とは男体山の御祭神・大己貴神、女峰山の御祭神・田心姫神、太郎山の御祭神味耜高彦根神を指し、それらの神々は本体の千手観音、阿弥陀如来、馬頭観音が権現として仮りに姿を現わしたものであるとする神仏習合の考えに基いて祀られたものである。