思川 (オモイガワ)
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詳細
住所 | 栃木県 |
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鹿沼市粟野町発光路に発し、南東流し粕尾・粟野地区を経て南摩川・大芦川を合わせ、壬生町で黒川、小山市で姿川を合わせ渡良瀬遊水池に入り渡良瀬川に注ぐ。
流路延長77.8km。
中流域から下流域にかけては扇状地や沖積地が多く、特に下流域は渡良瀬遊水池が近いため低湿地帯となっている。河岸には豊かな農業地が広がる。
台風や大雨でしばしば氾濫するが、農業・産業・飲料水として栃木県のみならず埼玉県・茨城県・千葉県にまで恩恵を与えている。
中世から明治にかけては水運が盛んで、中流域の惣社・半田河岸、下流部の乙女河岸などが栄え、特に東照宮造営の時は江戸からの物資調達で賑わった。
鮎の川として有名で、格好のポイントが多い。稚魚の放流も毎年行われている。