ニッコウキスゲ (ニッコウキスゲ)
詳細
住所 | |
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照会先 | 日光キスゲまつり実行委員会 |
照会先電話番号 | 0288-54-2496 |
ホームページURL | http://www.nikko-jp.org/index.shtml |
ユリ科の多年草。別名ゼンテイカ。根は太く多数出て、紡錘形の肥大した部分がある。葉は線形で長さ30~40cm、幅1.5cmぐらいで弓形に曲がる。茎は高さ50cmぐらいになり、先に山吹色でユリに似た数花をつける。花びらは6枚。花は朝開花して夕方には萎む一日花。本州中部以北、北海道の低山帯から亜高山帯の草地に生え、しばしば大群落をつくる。本県では那須と日光の山地に多く、殊に赤薙山の斜面には一面に生え、6月下旬から7月下旬まで、下方から上方へと約1ヶ月間咲き続け、山肌を黄色に染めて美しい。
花が、黄色で葉がカサスゲ(笠萓)に似ているため、地名を付けてニッコウキスゲと呼ばれだし、全国に広まった。日光地方の固有種というわけではなく、ゼンテイカは日本各地に普通に分布している。
日光地方では、霧降高原を中心に「日光キスゲまつり」が毎年開催されている。