小口一郎 (コグチイチロウ)
map
詳細
住所 |
---|
1914~1978(大正3~昭和53)年、版画家。絹村(現小山市)生まれ。1946(昭和21)年に油絵で新構造展で特選をとり、1953(昭和26)年から木版画に転じ、労働者の姿などをテーマとするプロレタリアートの作品を制作。
当時のソビエト・中華人民共和国・東ドイツなど共産主義諸国の各種展覧会に出品を続けた。日本美術会の委員となる。代表作に足尾銅山鉱毒問題をテーマとした「鉱毒に追われて」がある。彼の死後いくつかの作品は
小山市内の個人美術館に展示されている。