竹垣三右衛門 (タケガキサンウエモン)
map
詳細
住所 |
---|
名は竹垣直温。1741~1814(寛保元~文化11)年、近世下野の荒地復興に業績をのこした幕府代官。
通称三右衛門である。江戸小川町にて御使番丹羽五左衛門長利の三男として生まれ、25才にして竹垣直照の養子となる。
1786(天明6)年に家督を継ぎ、越後国の代官となり5万石を支配した。
1789(寛政元)年、摂津・播磨国へ場所替となり、摂津・河内堤奉行ならびに廻船方加役を兼ねる。
1793(寛政5)年、7月10日関東郡代附代官として安房・上総・下総・常陸・下野に6万石支配を命ぜられる。
1797(寛政9)年、常陸・下野の荒地起返・入百姓・小児養育などの実施を願い出て認可される。
この功績が認められ、1807(文化4)年、布衣着用が許された。