奥社・坂下門 (オクシャ・サカシタモン)
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詳細
住所 | 栃木県日光市 |
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照会先 | 日光東照宮社務所 |
照会先電話番号 | 0288-54-0560 |
ホームページURL | http://www.toshogu.jp/ |
東照宮の祭神徳川家康の墓所。眠猫の下から参道207段の石段を登って本社の背後、恒例山の中腹にある。国の重要文化財。
奥社参道の上口には坂下門があり、江戸時代は将軍社参の時以外は正式には開かれなかったので開かずの門とも呼ばれた。門の形式は平唐門である。
装飾もかなり立派なもので、主要部は白い胡粉塗りで七宝金具が施こしてある。奥社は宝塔・鋳抜門・拝殿・宝蔵・銅鳥居からなる。
宝塔は元和創建時は木造であったが1642(寛永19)年に石造となり、1683(天和3)年5月の大地震の後、現在の銅製に造り替えられた。鋳物師は幕府お抱えの椎名伊豫。宝塔前には寛永20年朝鮮より献上された花瓶・香炉・燭台がある。
拝殿は建物全体を真鍮板で包み、内部は小組格天井、格間には菊花を彩色で表わし、しとみ戸も真鍮板で被われている。鋳抜門は宝塔同様に椎名伊豫作と伝えられ、青銅製。この門も以前は石造であったが,慶安年間に改造された。石造の門は昭和48年宝物館前に再建された(重要文化財)。宝蔵はもと家康の位記,宣旨類や甲冑,刀剣を収蔵していた建物で,銅板に被われ銅神庫とも呼ばれている。
奥社・坂下門 関連施設や情報
東照宮の社殿は、家康の没した1616年(元和2)、2代将軍・秀忠の命により11月から翌年3月までの5か月間に造られた。
まず藤堂和泉守高虎が総括繩張を行い、本多上野介正純を奉行として、建造物は幕府大……